うつと子豚と時々うどん

うつ10年の私の日常。

図書室と貸し出しカード。

特にすることがない。

ただ、何かを始めなければという意識が動き始めている。

 

昨日の午後は近くの区民センターにある図書室で過ごす。

見つけた論文を抱えて、何本かに目を通す。

論文に書かれていることが、正直わからない。

研究なんてものは、書き手がわかればそれでいいとも思うので、とりあえず読み進める。

他の人の研究は基本的にわからない。

 

合間に小説にも手を伸ばす。

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登場人物の整理に力が必要。

出てくる人物の名前の読み方を覚えることが難しい。

今までの本の読み方の癖みたいなもので、登場人物の整理にいちいち気にしていなかった。

きっとせいぜい3人くらいしか出てこない本ばかり読んでいたせいだろうか。

 

図書室で本を借りる手続きをしたところ、電子的な利用券はないとのこと。

図書カードに借りる本のタイトルを自筆で書いて、窓口に持っていくシステム。

アナログなやり取り。とても新鮮だった。

 

今日は人に会う。

相手の方には本当に申し訳ない思いもあるが、私にとってのリハビリである。

人に会うには移動をしなければならない。

地下鉄に乗って、人ごみの中を歩く。マスクは必需品。

 

朝、顔を洗う時にこれまでの不義理を思い出すことが多い。

あの人には申し訳ないことをした、本当にすみませんと心の中で呟く。

でも、改めて連絡を取るほどの勇気はない。

 

時間通りに動いてみよう。

少し街中を歩いて行こう。一駅前で降りて、歩いてみる。

もう一度、人に慣れなければ。

また明日。