うつと子豚と時々うどん

うつ10年の私の日常。

最終週。

最近は今日一日を安らいで終わるために、何をしようと考える。

 

木曜日は週末を安らいで終わるために、何をしようと考える。

 

金曜日、土曜日は休みの日を安らいで終わるために、何をしようと考える。

 

今週は年末年始を安らいで過ごすために、何をしようかと考えている。

 

その日暮らしなのだ。

 

今日は銭湯に行ってきた。気持ちよかった。

落着きとクスリと。

先週は本当に会社を辞める寸前まで気持ちが向かっていった。

 

会社にいられない。笑えない。表情がない。周りの人間とうまくいかない。

 

すがる思いで受診をした。

 

クスリを変えてもらった。

 

イライラは落ち着き、何となく頑張ろうかという気持ちが湧いてきた。

 

眠気がくるのは辛いけれど、今はこの薬に身を委ねるしかない。

 

今日は銭湯へ行こう。

装う。

元気な自分を装う。

 

不機嫌な自分を装う。

 

いつも自分を装っている。

社会的な生存をする上では、必要な技能なのかもしれない。

 

装っている自分を見ている、もうひとりの自分がいる。

 

冷めた目で、熱意もなく、自分を見つめている、本当の自分がそこにいる。

 

疲れる。

転職活動と銭湯。

紹介された求人に応募を始めた。

 

会社にいても、心ここにあらず。

目の前のことに集中しなくてはと頭で考えるものの、手がついていかない。

 

明日でいいや。

ここで頑張っても仕方ないや。

どうせやめるんだし。

といった気持ちがよぎる。

 

就職した当時に抱いていた、謙虚に一生懸命にという姿勢はほぼ失われている。

 

とにかく眠い。休みも寝て終わる。

本を読もうと思うが、行動が伴わない。

 

せめて銭湯くらいには出かけてみようか。

金曜、土曜とお風呂に入っていない。面倒くさい。

 

ダメな男が布団に横たわっている。

転職エージェント

転職エージェントとのコンタクトを取り始める。

 

今の仕事にやりがいや将来性を見出せない。

たった4ヵ月半だが、この結論に至っている。

 

もう少しでいいから、仕事というものをしたかった。

既に過去形で綴ってしまうところに答えが出ている。

 

責任のほとんどは私にあるのだと思う。

不安を抱えながらの転職、自主性のない選択。

 

その場しのぎで安易に答えを出した結果である。

 

この世の中で生きていくことは可能なのだろうか。

社内…ニート。

周りの人は忙しそうなのに、私は時間を持て余している。

 

周りの人は外回りをしているのに、私はデスクについている。

 

周りの人は現場の数が増えているのに、私の手持ちの現場は減っている。

 

「社内ニート」という言葉を知った。

会社の教育体制が整っていないと、陥りやすいらしい。

プライドが高いと陥りやすいらしい。

仕事のミスが多いと陥りやすいらしい。

 

どこでボタンを押し間違えたのだろう。

 

今日の私は「社内ニート」だ。